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洗車の仕方~手順を紹介~他人を乗せても恥ずかしくない車にしよう!

もうすぐ意中の人とドライブデート!

職場の仲間を乗せる約束がある。

というように、近日中に他人を車に乗せる予定のある人も多いことでしょう。

ところで、あなたの車は他人を乗せても恥ずかしくない程度に綺麗になってますか?

もし仮に、あなたが知人の車に乗せてもらったとき、知人の車がとても汚かったら、

『うわっ!何これ!この車汚い!』

って本人に言えますか?

おそらく言えない人がほとんどだと思います。

もし、車がとても汚れていたら、そのデートに2回目は来ないかもしれません。

また、職場の仲間内で『汚部屋』ならぬ『汚車』などと噂されることになるかもしれません。

そうならないためにも、普段から車を綺麗に保っておきたいですね。

この記事では、他人を乗せても恥ずかしくないように、車を綺麗に保つための洗車のやり方を大公開します!

洗車に適した天候。どんな時に洗車するといい?


皆さんはいつどんな時に洗車しますか?
車が汚くなってきたら?月に一回の洗車日を決めている?気が向いたら?人それぞれだとは思いますが、洗車と切っても切り離せないのが天候ですね。では具体的にどんな天気が洗車に向いているのでしょう?


洗車びよりの条件

・風がない日

風が強いと、濡れたボディに砂埃がついてしまい、せっかく洗車したのに片っ端から埃まみれになってしまいます。

また、その砂埃を巻き込んで、洗車キズがたくさん付いてしまいます。


・雨が降ってない日

ま、まさか、雨がザァザァ降ってる中、カッパ着て洗車するなんてことはやらないですよね・・・。

雨の日こそ水で流さなくていいから、水道代が浮く!という方もいるかと思いますが、滝のように降らなければ汚れを落としきることはできないですし、仮に滝のように降ったら、地面の泥や砂が飛び散って車はとても汚れるでしょう・・・。


・晴れてない日

太陽の熱は思った以上に強く、洗車中に車に付いた水滴を虫眼鏡のようにして高熱で塗装を痛めます。また、車に付いたカーシャンプーがとても速く乾燥してしまい、汚れを落とすどころか、こびりついて取れなくなってしまいます。


・要するに風のない曇りの日

以上のような条件を外すと、必然的に風のない曇りの日がベストということになりますね。(だから、洗車の後に雨が降りやすいとか・・・?)


・洗った後に雨が降るのはご愛嬌

自分の車を洗車した後って、結構早い段階で雨が降ったり、鳥のフン(爆弾)を落とされたりしますよね。悔しいですけど、しょうがないですよね・・・。

でも風がない曇りの日とは、要するにこれから雨が降る可能性が高い状態ということもありますね。

鳥のフンの場合は早めに濡れたティッシュなどで除去しましょう。

こびりついて落ちなくなります。

普段からウェットティッシュなどを積んでおくと便利ですよ。

・天候を気にせず洗車できる方法もあります!

それは、屋根付き駐車場!

でもそういう場所はなかなか確保できないですよね・・・。

なので、今回は自宅の庭や駐車場での洗車を想定して洗車の仕方を紹介します。

・明日、知人を車に乗せるのに上記の理由で洗車ができない!

そんな時は、車内の清掃だけでもやっておきましょう。

①ゴミは捨てる。

②ダッシュボード、ドアの内装、取っ手やポケットの底、ドリンクホルダーを絞ったタオルで拭く。

これだけでも乗った人からの見栄えは良くなります。

まずは車内の清掃から

洗車というと、車の外側を洗うイメージですが、重要なのは車内の清掃です。

車の外側というのは、乗ってしまえばあまり気にならないもの。

ですが車内が汚いと、乗る人にとっては苦痛でしかありません。

おまけに変な臭いまでしてきたら目も当てられません。二度と乗ってもらえないでしょう・・・。

車内清掃で用意するもの

①カゴ、又はケースなど(細かい荷物をまとめて車外へ出しておくため)

②掃除機と延長コード(家庭用で十分です。コードレスならやりやすいです)

③コロコロ(粘着カーペットクリーナー)掃除機が使えない場合はこれで代用しましょう。

④エアダスター(『精密機器などのホコリ飛ばしに』というような名目でホームセンターなどで数百円で売ってます)

1.荷物をできるだけ車外へ出す

これから掃除機をかけたり、コロコロで埃を取ったりするので、荷物を車外へ出しましょう。

カゴなどに荷物を入れて一時的に車外へ避難させます。

最後に足元に敷いてあるマットも、砂などがこぼれないようにそっと外に出しましょう。

2.砂や埃の除去

掃除機を使って砂や埃や繊維くずなどを吸い取っていきます。

①隙間などのホコリを飛ばす

最初に小物入れやドリンクホルダーの底、などタオルの届きにくい部分に掃除機をあてながら、エアダスターでホコリやゴミを飛ばしてやりましょう。

エアーの圧力で飛ばしたホコリなどはすぐさま掃除機に吸い込まれていきます。

掃除機でキャッチできずに散らばっても、これから掃除機をかけていくので問題ありません。

※掃除機を使うことができない場合は、エアーで飛ばしたら絞ったタオルで拭きましょう。『エアーで飛ばして拭く』を繰り返して綺麗にしていきます。

②シートの清掃

次にシートを掃除しましょう。

特に、座った時のオシリの左右の端の辺に繊維くずや埃が溜まりやすいです。

しっかり掃除機で吸い取りましょう。

※掃除機が無い場合はコロコロを使ったり、絞ったタオルで拭いたりと、シートの隙間やつなぎ目のホコリを取り除いていきます。

③足元付近の清掃

シートの後は足元です。

目につく砂や埃を吸い取っていきます。

シートの下ものぞいて見てください。ポテトや飴など転がってませんか?

そういうものが臭いの原因になります。

掃除機がない場合は、コロコロや絞ったタオルで代用しましょう。

④足元のマットを清掃

足元のマットは砂やホコリでいっぱいです。

ホコリが車内に入ってこないように、車の窓とドアを閉めてから近所迷惑にならないところへ持っていき、バンバン叩いてホコリを落としましょう。

完全に綺麗にするには、洗車場にある高圧スチームなどでしっかり洗ってから干さないとですが、なかなかできないと思います。

ある程度ホコリが落とせたらヨシとしましょう!

シミが付いていたり、臭いの原因になっているような場合は、思い切ってカー用品店などに売っている汎用のマットに買い替えてしまいましょう。

汚いマットは後日、洗車場などのスチームでしっかり洗って干しておけば、また綺麗になります。

3.タオルで拭きとる

最後に車内をしっかり絞ったタオルで拭いていきましょう。

ダッシュボード

ドアの内装、取っ手、ドアポケット

ドリンクホルダー

ハンドル

シフトレバー

など、目につくところを拭き取ります。

4.荷物をもとに戻す

車内清掃が終わったら荷物をもとに戻しましょう。

ついでに乗せておくといいものを以下に載せておきます。

・ティッシュボックス(使用頻度は結構高いのでは?)

・ウェットティッシュ(手を拭いたり、鳥のフンを拭き取ったり)

・ゴミ袋(上記で出たゴミを入れましょう)

・メモ帳と鉛筆(事故が起きた時や、とっさの時にメモできると便利です。

 ボールペンなどはインクが出なくて書けない場合があるので、鉛筆が確実です。)

・スマホの充電ケーブル(事故やトラブルの時、スマホが電池切れではヤバいです)

こんな感じで車内清掃は終わりです。

次は車の外側を洗っていきましょう!

用意するものと、洗車の仕方・手順

以下の2パターン用意しました。

1.簡単洗車Ver.(とりあえずパッと見て綺麗になっていればOK派)

2.丁寧な洗車Ver.(しっかり綺麗に洗いたい派)

普段は簡単洗車で、2~3ヵ月に1回くらいは丁寧な洗車をするのがちょうどいいかと思います。

1.簡単洗車Ver.

明日は彼女とデート!とか、

先輩、上司、後輩を乗せるとか、

洗車はちょっとめんどくさいけど、車が汚くなったな・・・とか、

とりあえずサッと綺麗にしたい人向け。

◎用意するもの( 簡単洗車Ver.)

①濡れても良い服装と長靴

 (ホースでジャブジャブ水を使うので、オシャレしてはダメです)

②水(水道)

③ホース(庭の水まき用シャワーヘッドみたいなヤツがあると便利)

④バケツ

⑤カーシャンプー

⑥スポンジ(カーシャンプーをつけて車のボディを洗うためのもの)

⑦マイクロファイバークロス(シャンプーを水で流した後のボディふき取り用)

⑧タオル→中拭き用(ハンドルとか、ダッシュボード拭くため→手がよく触れる場所なので綺麗なタオルがベスト)

⑨タオル→車内足元付近用(ドアを開けたステップの部分を拭くため→砂、泥が付着します)

⑩タオル→ホイール洗い用(めちゃくちゃ汚れるので、捨ててもいいヤツ)

※タオル関係が多いと思いますが、拭く場所によって使い分けないと、かえって車を汚すことになるので結構重要です。

◎洗車の仕方・手順( 簡単洗車Ver.)

1.窓を閉める 

最初に、必ず全ての窓ガラスを閉めましょう。

ホースで水をジャブジャブかけるのに、窓が開いてると大惨事になります。

僕は窓が少し空いていたのに気づかず、洗車場のスチームでしっかり洗ってしまいました。

窓を拭き取っても水滴が拭き取れなくて、『おかしいな?』と思った時に気づきましたが、時すでに遅し!車内は水びたしで、まさに大惨事となりました・・・気をつけましょう!


2.ホイールを洗う(使うもの①濡れても良い服装と長靴、②水、③ホース、⑩タオル→ホイール洗い用)

まずは足元から。ホイールを最初に洗います。

実は、ホイール・タイヤが綺麗になっていると、不思議とボディが若干汚れていても全体的に綺麗に見えるんです。これ豆知識ねw

で、なんで最初にホイール? 

ということですが、ホイール(特にアルミホイール)は複雑な形状をしているものが多いので、汚れを落とすのに少し時間がかかります。

その間、ボディに付いた水滴が乾燥してウォータースポットなどにならないように最初にホイールを洗ってしまいましょう。

また、ホイールやタイヤの汚れがひどい場合はその汚れがボディに飛び散ってしまうこともあります。

タイヤが泥で汚れている場合も有ると思うので、その時は水圧を高めにして一気にタイヤの泥を流してからホイールを洗いましょう。

飛び散ってしまうような泥汚れなどが落とせたら、ホイールにホースでそっと水をかけながら、ホイールを洗うためだけに用意したタオルで撫でるように洗いましょう。

これだけでホイールの汚れは結構落ちます。

洗っても茶色く焼けた跡のようなものが残ってしまう場合、それはブレーキダスト(ブレーキが摩耗して出てきた粉)が高熱で焼き付いてしまったものです。

水洗いでは落ちませんので、時間のある時にホイールクリーナーで落としましょう。

サッと水洗いするだけでもけっこう汚れは落ちるので、見栄えはかなり良くなります。

3.水をかける

車のルーフ(屋根)から汚れを下に流すように勢いよくかけていきます。

(この後の工程はすべてルーフから順に下に向かってやっていきましょう。

汚れや水など重力には逆らえませんので、上から下へ向かって流れ落とすようにやっていくのが効率が良いです。)

水圧を使って一気にホコリや、木の葉や、鳥のフンなどを除去します。

特に汚れが多い場所は、フチの部分です。

フロントガラスやリアガラスのフチ、ドアガラスのモール部分、ドアの取っ手、給油口の周り、テールレンズのフチ、そういったフチ、というか隙間の狭い部分に汚れが溜まりやすいので思い切り水をあててやりましょう。

汚れが溜まっていると、黒い砂?のようなものが水圧でジャバジャバ出てきます。

(歯に挟まった食べカスを取るようで気持ちイイ!)

4.カーシャンプーを作る(使うもの④バケツ、⑤カーシャンプー、⑥スポンジ)

空っぽのバケツにカーシャンプーを注ぎます。

【忙しい人&めんどくさいという人は→カーシャンプーすら使ってるヒマがない!ならばホースで水をかけながらマイクロファイバークロスで撫でるように汚れを落としていきましょう。
『3.水をかける』の時点でタオルで撫でるだけでキズになるような大きなゴミなどは除去できてるはずですので、マイクロファイバークロスで撫でる分には目立つようなキズにはなりません。(水をかけながらというのが前提です)】

カーシャンプーを使う場合は以下から↓

シャンプーに水との割合が書いてあるので、バケツ8分目くらいに水を入れるのを前提にしてシャンプーを適量入れましょう。

その後、ホースの水を勢いよくバケツに入れます。

シャンプーをよく混ぜて泡立たせるのが目的です。

バケツの真上から入れるのがコツです。斜めから勢いよく入れるとバケツがひっくり返ってしまいます。

この時、シャワーヘッド(上の写真のような庭の水まき用みたいなヤツ)があると水圧を変えられるので便利です。

良く泡立ったバケツの中にスポンジを入れ、クシュクシュとスポンジに泡を取り込みます。

たくさん泡を取り込みましょう。

ボディに付着した汚れを浮かせてやさしくキャッチするためには、大量の泡は欠かせません。

5.車を洗う

泡立ったスポンジで車のルーフから順に、スポンジを直線的に往復しながらやさしく撫でるように汚れを落としていきます。

(円を描くように、という話も聞きますが、直線的に往復した方がムラができにくく、しっかり洗えます)

 汚れがひどい場合は何度も撫でましょう。 

ガシガシ擦るとキズになりますので、そっと撫でるように。 

何度撫でても落ちない汚れはムリに落とさず、時間のある時に汚れ落としクリーナーなどで落としましょう。 

何度撫でても落ちない汚れは今回は無視です。全体的に綺麗になっていればさほど目立ちませんので。

【注①】気温が高い日は、1つのパネルを洗い終わる毎に、ホースの水で泡を良く洗い流しましょう。 

泡が乾燥してしまうと、浮き出た汚れがまたこびりついて洗い直しになってしまいます。

(完全に乾燥してしまうと、汚れが落ちなくなることもあるので注意!)

8.水を拭き取る(使うもの⑦マイクロファイバークロス)

全体が洗い終えて泡を水でよく流したら、濡れたマイクロファイバークロスをしっかり絞って、上から順に水分を拭き取っていきましょう。

拭き取るコツは、タオルは直線的に、そして往復しないで片道だけで拭き取ります。

例)右端にタオルをのせて、左端までゆっくりと水を吸い込ませるように拭き取る。

 左端まできたら、車からタオルを離してまた右端にのせて左端まで・・・と繰り返し、こまめにタオルをしっかり絞る。という感じでやりましょう。往復させていると、拭き取った水分を塗り広げてしまうので効率が悪いです。

 フロントガラスやリアガラスを拭く場合、ワイパーを持ち上げて拭き取りましょう。 

この時、ワイパーゴムも拭き取ってみて、タオルが真っ黒く汚れるようならワイパーゴムは替え時です。(ゴムが切れている場合は論外!さっさと新しいワイパーゴムに交換しましょう)ワイパーゴムは半年に1回程度交換するのがちょうどいい周期です。


9.すべてのドアを開けてさらに拭き取る(使うもの⑨)

全体の水分を拭き取ったら、すべてのドアを開けて拭き取れなかったドアの周りなどを拭きとります。

この時、マイクロファイバークロスではなく、汚れても良いタオルが良いです。

ドアを開けた足元などはホースの水が届きにくいので、砂や泥などの汚れが残っている場合が多く、拭き取るタオルが真っ黒になってしまいます。

10.車内の拭き取り

最後に中拭き用のタオルを固く絞ってダッシュボード、ハンドル回り、シフトレバー周辺を拭きましょう。

たった1週間でもダッシュボードの上にはホコリが目立つようになります。

 助手席や後ろのシートにも座ってみて、目につく汚れた部分を拭きましょう。(誰かを乗せる場合は結構大事!)

特にドアの内側の取っ手やポケットの底、ドリンクホルダーの底などはホコリが溜まりやすく、汚れが目立つのでしっかり拭くといいですよ。


以上、こんな感じで終了です。
サッと簡単に洗車したいときにおすすめの内容でした。

所要時間は人によりますし、車の大きさにも左右されますが、大体30分~1時間弱で終わると思います。


2.丁寧な洗車Ver.

今日は時間があるからしっかり綺麗に洗車したい人向け。

大まかな流れとしては、ホイール洗い→シャンプー洗車→ガラスの油膜落とし→拭き取り→ワックスがけ→ガラスのコーティングで終了。という感じです。

◎用意するもの(丁寧な洗車Ver.)

①~⑩は簡単洗車Ver.と同じで、以下は追加で使いたいものです。

⑪キイロビン(ガラスの油膜落とし)

⑫ガラスの撥水コート剤(ガラコやクリンビューなど)

⑬ホイールクリーナー・ホイール用スポンジ・タオル(ホイール洗い・拭き取り用)

⑭タイヤワックス・ボディーコーティング剤(ワックスなど)

⑮ワックスふき取り用クロス

⑯マスキングテープ(ワックスを塗りたくない部分を養生するため)

◎洗車の仕方・手順(丁寧な洗車Ver.)

※この手順は簡単洗車Ver.と重複する項目が多数ありますが、省いてしまうととても読みにくいので全手順を掲載しています。

(重複しない項目は、アンダーラインの色を黄色に変えています)

1.窓を閉める

最初に、必ず全ての窓ガラスを閉めましょう。 

ホースで水をジャブジャブかけるのに、窓が開いてると大惨事になります。


2.ホイールを洗う(使うもの①、②、③、⑨、⑬)

まずは足元から。ホイールを最初に洗います。

実は、ホイール・タイヤが綺麗になっていると、不思議とボディが若干汚れていても全体的に綺麗に見えるんです。

で、なんで最初にホイール? 

ということですが、ホイール(特にアルミホイール)は複雑な形状をしているものが多いので、汚れを落とすのに少し時間がかかります。

その間、ボディに付いた水滴が乾燥してウォータースポットなどにならないように最初にホイールを洗ってしまいましょう。

また、ホイールの汚れがひどい場合はその汚れがボディに飛び散ってしまうこともあります。

で、洗い方ですが、簡単に済ませるなら(簡単洗車Ver.)をご覧ください。

ここではしっかり洗いたいので、ホイールクリーナーを用意しましょう。

水洗いしても茶色く焼けた跡のようなものがこびりついているホイールもあります。

これはブレーキダスト(ブレーキが摩耗して出てきた粉)が高熱で焼き付いてしまったものです。

水洗いでは落ちませんので、ホイールクリーナーを使います。

ホイールクリーナーは製品によって使い方は異なりますが、ほとんどの商品は、まず水で汚れをよく落としてからクリーナーをホイールに吹き付けます。

そして一定時間を置いてから柔らかいスポンジで汚れを落とし、水で良く洗い流します。

3.水をかける

車のルーフ(屋根)から汚れを下に流すように勢いよくかけていきます。

(この後の工程はすべてルーフから順に下に向かってやっていきましょう。

汚れや水など重力には逆らえませんので、上から下へ向かって流れ落とすようにやっていくのが効率が良いです。)

水圧を使って一気にホコリや木の葉や鳥の〇〇などを除去します。

特に汚れが多い場所は、フチの部分です。

フロントガラスやリアガラスのフチ、ドアガラスのモール部分、ドアの取っ手、給油口のフチ、テールレンズのフチ、そういったフチ、というか隙間の狭い部分に汚れが溜まりやすいので思い切り水をあててやりましょう。

汚れが溜まっていると、黒い砂?のようなものが水圧でジャバジャバ出てきます。

(歯に挟まった食べカスを取るようで気持ちイイ!)

4.カーシャンプーを作る(使うもの④、⑤、⑥)

空っぽのバケツにカーシャンプーを注ぎます。

シャンプーに水との割合が書いてあるので、適量入れましょう。

その後、ホースの水を勢いよくバケツに入れます。

シャンプーをよく混ぜて泡立たせるのが目的です。

バケツの真上から入れるのがコツです。斜めから勢いよく入れるとバケツがひっくり返ってしまいます。

この時、シャワーヘッド(上の写真のような庭の水まき用みたいなヤツ)があると水圧を変えられるので便利です。

良く泡立ったバケツの中にスポンジを入れ、クシュクシュとスポンジに泡を取り込みます。

たくさん泡を取り込みましょう。

ボディに付着した汚れを浮かせてやさしくキャッチするためには、大量の泡は欠かせません。

5.車を洗う

泡立ったスポンジで車のルーフから順に、円を描くようにやさしく撫でるように汚れを落としていきます。

 汚れがひどい場合は何度も撫でましょう。 

ガシガシ擦るとキズになりますので、そっと撫でるように。 

何度撫でても落ちない汚れはたぶんこれ!

●ピッチ・タール

これは主に、温かい時期(特に夏)前を走る車が、温まって柔らかくなったアスファルトをタイヤで跳ね上げたものが飛び散ってこびり付いたものです。(できたばかりの道路も飛び散りやすいです)

●鳥のフン

●虫の死骸

これらはムリに落とさず、1つのパネルが洗い終えたら専用のクリーナーを使って落としましょう。

【注意】気温が高い日は、1つのパネルを洗い終わる毎に、ホースの水で泡を良く洗い流しましょう。 

泡が乾燥してしまうと、浮き出た汚れがまたこびりついて洗い直しになってしまいます。

6.水を拭き取る(使うもの⑦)

全体が洗い終えたら、濡れたマイクロファイバークロスを良く絞って、上から順に水分を拭き取っていきましょう。

 フロントガラスやリアガラスを拭く場合、ワイパーを持ち上げて拭き取りましょう。 

この時、ワイパーゴムも拭き取ってみて、タオルが真っ黒く汚れるようならワイパーゴムは替え時です。(ゴムが切れている場合は論外!さっさと新しいゴムに交換しましょう)

※油膜落としと撥水コートをするガラスは濡れたままで構いません。

7.ガラスの油膜落とし(使うもの⑪)

撥水コートをするための下準備です。

撥水コートをするならまずはフロントガラスでしょう!

けっこう大変な作業なので、今回はフロントガラスだけで、次回は左右のドアガラスなどと分けてやるのもいいかと思います。

綺麗にできれば雨天の走行もワイパーいらずと言っても過言ではない・・・!

ただ、油膜落としをせずにガラコやクリンビューをそのまま塗っても撥水はされますが、視界がクリアになるかといえば、微妙な感じです。

なぜならフロントガラスは特に汚れがひどいので、鳥のフン、虫の死骸、前を走る車が巻き上げたホコリや排気ガスなどの汚れが付着し、それが雨風にさらされて、さらに太陽の熱にさらされ、頑固な油膜となって視界を悪くします。

そのため、油膜の上からコーティングしても視界は悪いまま水を中途半端に弾くという、厄介な状態になりかねません。

その厄介な油膜を落とすために『キイロビン』という油膜落とし材を使います。

使い方は簡単です。

①スポンジを濡らす

キイロビンは液体の入ったボトルと、専用のスポンジが入っていますが、この専用のスポンジを水で濡らしてから、軽く水を切ります。

②キイロビンを塗る

スポンジに液体を親指の先くらいの量を出してガラスに塗り込むように擦っていきます。

(円を描くよりも、直線的に何度も往復する方がムラになりにくいです)

端からやっていくとやりやすいです。

③水を弾かなくなるまで繰り返す

最初のうちは擦っても擦っても、水を含んだキイロビンをガラスが弾いてしまいますが、何度もスポンジを直線的に往復させるように擦ってはキイロビンを追加し、擦っては追加し、と繰り返していくと、だんだん水を弾かなくなっていきます。

完全に水が弾かなくなるまで続けます。

油膜がひどいと、結構な重労働になりますが、根気よく油膜を落としていきましょう。

油膜が残っている部分は『パァッ!』と水を弾きます。

しっかりと油膜が落とせると、水を弾かなくなり、水が『シトォ~』とガラスになじむようになりますので、そうなればOKです!

④きれいな水で良くすすぐ

油膜を全部落とし終えたら、キイロビンの付いたスポンジを水で良くすすいで、ガラスに水を流しながらスポンジを使って付着したキイロビンを綺麗に落としていきます。

すべて流し終えたら油膜落としは完了です。


8.すべてのドアを開けてさらに拭き取る(使うもの⑨)

全体の水分を拭き取ったら、すべてのドアを開けて拭き取れなかった周りを拭きます。

この時、マイクロファイバークロスではなく、汚れても良いタオルが良いです。

ドアを開けた足元などはホースの水が届きにくいので、砂埃や泥などの汚れが残っている場合が多く、拭き取るタオルが真っ黒になってしまいます。

9.車内の拭き取り

最後に中拭き用のタオルを固く絞ってダッシュボード、ハンドル回り、シフトレバー周辺を拭きましょう。

 助手席や後ろのシートにも座ってみて、目につく汚れた部分を拭きましょう。(誰かを乗せる場合は結構大事!)

10.ワックスがけ&ガラスコーティング

見違えるように綺麗になった愛車に愛着が湧いてきませんか?

この綺麗な状態をできるだけ長く保ちたい!

そのためのコーティングをしていきましょう。

まずはガラスに撥水コートを塗ります。

クリンビュー?ガラコ?

どれも使い方はほとんど同じです。

①よく振って、スポンジ部分をガラスに押し当てる。

②中の透明な液体が出てくるので、上下に動かしてまんべんなく塗っていきます。

(廊下の雑巾がけのように上下に行ったり来たりと塗りながら少しずつ横にズレていきます)塗り残しが無いように!

③全て塗り終えて乾いたら、固く絞った綺麗なタオルで拭き取ってガラスのコーティングは終了です。

次はボディにワックスを塗ります。

ワックスを綺麗に塗るにはコツがあります。

①マスキングする

ガラスのモールや、バンパーの色がついてない部分などは、ワックスが付着すると、簡単には落ちなくなり、拭き取っても白く残ってしまいます。

なのでそういった部分には前もってマスキングテープを貼って養生しておきましょう。

②作業は1つのパネルごとに

ワックスを塗ってから拭き取るまでの作業を1つのパネルごとに終わらせていきます。

ボンネットならボンネットだけにワックスを塗り、拭き取る。

拭き取ったら次は右のフロントドア、次は右のリアドアなどと、1か所ごとに確実にやっていくのがおすすめです。

車全体にワックスを塗ってから最後にすべてを拭き取る、という作業をすると、ほとんどの場合、ムラができます。(ワックスを塗った部分、塗ってない部分、拭き取った部分、拭き取れていない部分など)

③塗り方は直線で

よく映画などで円を描くようにワックスをかけているシーンがあったりしますが、実は直線的に塗っていったほうがムラになりにくいんです。

(ガラスのコーティングと同じ要領で塗ると綺麗に仕上がります)

ふき取りもしっかりと拭き残しの無いように拭き取りましょう。

以上、こんな感じで終了です。
どうでしょう?ピッカピカになったのではないでしょうか?

ワックスもかけたので、触り心地もテロッテロで、まるで乙女の柔肌を撫でているように感じるはず!

所要時間ですが、洗車する人や車の汚れ具合、車の大きさなどにかなり左右されます。

目安としては、

洗車~拭き取りに1時間前後。

ガラスの油膜落としに1時間前後。

ワックスがけに1時間前後。

これくらいがちょうどいいのではないでしょうか?

けっこうな時間がかかりますが、慣れてくれば時短できるところも増えてくると思います。

ただ、あまり時間をかけすぎても大変ですし、次回の時にしんどい気持ちがよみがえってしまい、なかなか次回の洗車に手がつかなくなってしまいますのでほどほどにしましょう。

(洗車が大好きな人にとっては何時間でもかけられると思いますが・・・。)

3.めんどくさいから洗車機でもいいじゃん?

洗車って言ったら洗車機でしょ?

そうですね、洗車機で自動的に機械で車を洗ってもらう。

手っ取り早く綺麗にするにはとてもいい機械です。

でも何かよくわからない、

せっかく付けたエアロパーツが壊されないか不安、

アンテナが吹き飛ばされたとか聞いたことがある、

洗車キズが付きやすいって聞いた、

等々、ネガティブな情報も回っています。

しかし、僕としては洗車機を使うことには大いに賛成です。

・何か良くわからない

→使い方を以下で説明します。

・せっかく付けたエアロパーツが壊されないか不安

→エアロパーツ装着車は基本的にNGです。どうしても洗車機に入れたい場合は洗車機の管理者に同意を取った上で、自己責任でやりましょう。

・アンテナが吹き飛ばされたとか聞いたことがある

→洗車機にお金を払う前に説明文を良く読みましょう。アンテナは格納するように書かれています。

・洗車キズが付きやすいって聞いた

→確かに高速で回転するブラシによって、手洗い洗車よりは洗車キズは付きやすいと思いますが、気にするレベルではありません。

黒や紺などの濃色系の車で、なおかつ新車時から丁寧に手洗い洗車で普段はシャッター付きのガレージに保管していて、基本的には雨の日は乗らない等、相当気を使ってなければ気にすることはありません。

そもそも相当気を使った手洗い洗車ができていなければ同じ洗車キズはすでに付いています。

なので、気にする必要はないと思います。

それを気にするくらいに車に気を使っている人はそもそも自分の洗車に対するこだわりが強いはずなので、この記事に書かれている内容以上のことを普通にされていると思います。

もしくは、信頼のできる洗車専門店に定期的に頼んでいるのではないでしょうか。

洗車機の使い方

今ではどこのガソリンスタンドに行っても必ずと言っていいほど洗車機が置いてありますね。

僕が特におすすめしたいのは、セルフのガソリンスタンドに置いてある洗車機です。

特に店員さんと話すこともなく、空いている時間であればいつでも自由に使えるからです。

なので、ここではセルフ洗車機の使い方をお伝えしていきます。

①まず、自分の車が洗車機に入れられるのか確認する

②どんなコースがあって、金額はどれくらいなのか確認する

③お金を投入してから終了までの流れを確認する

以上、3つの流れに沿って解説します。

これを読めばもう洗車機に不安は無くなり、財布さえ持てばいつでも好きな時に手ぶらで車を洗いに行けますよ!

①まず、自分の車が洗車機に入れられるのか確認する

洗車機の注意事項に『洗車前に確認しましょう』と書かれた内容が膨大なので、まじまじと読んでいると、後ろで待つ人にも迷惑がかかるかもしれませんので、是非ここで確認しておきたいですね。

良く読むと、洗車機に入れられない車は意外と多いのではと感じました。

以下に説明文の写真を添付します。

②どんなコースがあって、金額はどれくらいなのか確認する

一番低価格な『水洗い』から、『シャンプー』、『ワックス』、『撥水コート』など様々なコースがあり、どのコースがいいのか悩んでしまいますね。

③お金を投入してから終了までの流れを確認する

お金を入れて、ボタンを押して、そのあとどうしたらいいのか?

初めて洗車機に入れるとなると、どうしたらいいのかわからなくて不安になりますよね。

まとめ

車が綺麗になると気持ちよく運転できますし、周りからの評価も上がりますのでいいことだらけです。

この記事を読んで、もし自分でやりたいと思っていただけたなら、

まずは、1.簡単洗車Ver.(とりあえず今きれいになればいい)

で洗車してみましょう。

慣れてきたら、2.丁寧な洗車Ver.(しっかり綺麗に洗いたい)

でしっかりと綺麗にしてみませんか?

きっと自分の車に愛着が湧いてくると思います。

めんどくさいとか、苦手とかでしたら、お金を払って洗車専門店にお願いするか、洗車機の説明文を良く読んで使ってみるのもおすすめです。