自動車保険の保険料(掛け金)って車種によって違うって知ってました?
保険料は型式別料率クラスによって算出されています。
そもそも料率クラスって何?ってことなんですが、簡単に言うと、
①対人 ②対物 ③人身傷害 ④車両保険 の4つのカテゴリがあり、
その車種、型式において、今までどれだけ事故を起こしたか?どれだけ保険料が支払われたか?
そのリスクを1〜17までの数値化したものです。
1に近いほど保険料が安く(リスクが低い)、17に近いほど保険料が高い(リスクが高い)のです。
要するに、数値はリスクを表しています。
例えば、コンパクトカーは、
①対人7 ②対物7 ③人身傷害6 ④車両保険5
全体的に低く設定されています。
これは、コンパクトカーを乗る人の多くは安全運転をする人が多いので、事故が少ないことが要因のようです。
ではスポーツカーは?
①対人11 ②対物9 ③人身傷害7 ④車両保険17
と、車両保険が一番高く設定されています。
④車両保険が高いのは、
スポーツカーはスピードを出しやすく事故を起こしやすい上に、破損した場合に交換する部品の価格が高いこと。
また、車両価格の高さから盗難の対象になりやすいのが要因のようです。
③人身傷害が比較的低いのは、
スポーツカーはスピードが出やすい分、車内の安全性が高いので、搭乗者がけがをしにくいことが要因のようです。
この型式別料率クラスとは、『損害保険料率算出機構』という損害調査をする団体が毎年全ての損害保険会社のデータをもとに算出しています。
車選びで迷ったら、型式別料率クラスの数値も参考にされると、より保険料を安く抑えられるかもしれませんね。